日ごとに秋が深まります。北海道の夜はすっかり肌寒いです。
さて前回の記事で取り上げた「良い睡眠」、今夜も睡眠について少し掘り下げてみようと思います。
私たちは毎日同じような時刻に眠り、同じような時刻に起きますね。
このような睡眠のリズムは、体内時計や身体への疲労などでバランスをとっています。暗くなると眠り、明るくなると眼が覚める。またヘトヘトになるまで身体を酷使するといつもより早くに寝入ってしまったり、逆に精神的に高ぶっているとなかなか眠れなかったりもしますね。遠足の前の日に寝付けなかったことはありませんか?私はそうでした。
そして睡眠には浅い眠りと深い眠りとのサイクルがあります。
浅い眠りはレム(REM)睡眠と呼ばれます。レム睡眠の特徴は、
・眼球が素早く動く(Rapid Eye Movement)
・浅い呼吸でときどき早くなる。
・夢を見る
・体の力が完全に抜けている。
・脳が活発に動いている。
などがあります。全身の筋肉がリラックスして身体を休めるとともに、脳は活発に
働いて一日の情報整理をしているといわれています。
そしで深い眠りはノンレム睡眠といいます。ノンレム睡眠は脳波の活動性によってステージ1~4(浅い→深い)の4段階に分けられます。ノンレム睡眠の特徴は、
・呼吸数や心拍数が減る。
・成長ホルモンが分泌される。
・姿勢を保つ筋肉が働いている。
などがあり、昼間酷使されている脳をしっかりと休ませている時間にあたります。
一般的に良い睡眠とは、寝入りから深いノンレム睡眠になり、レム睡眠とノンレム睡眠とが約90分間隔で交互に繰り返されます。そして朝方に向けて徐々に浅いノンレム睡眠が増えてゆき、一回ごとのレム睡眠の時間が長くなります。

このように眠っている一晩の間に色々なことが起きています。
リズムに合わせた良い睡眠がとれていると、身体も脳もしっかり休むことができます。
せっかく毎日眠るなら良い睡眠をとりたいですね。
今日も一日ありがとうございました。
おやすみなさい!!
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